ベンチャーキャピタルとは、株式公開を目指す企業を支援し、公開に至るまで企業に出資し、公開した際にはキャピタルゲインを得る出資者です。
株式公開に至るまでベンチャーキャピタルを活用したほうがよい場合も多く見られます。現在ベンチャーキャピタルは 120 社以上あります。
株式の公開をする場合、株式を外部放出するため事前にベンチャーキャピタル等の外部株主を事前に株主に加え、公開時の流通株を確保することが行われます。
公開準備段階でベンチャーキャピタルを株主とするメリットは、ベンチャーキャピタルが保有するベンチャー育成のための各種ノウハウ、情報を入手することが第一ですが、その他にオーナーの株主比率を維持しながら公開示の流通株を確保するため、ベンチャーキャピタルに株主の放出(売出)の協力をしてもらうことです。オーナーの持ち株比率が当初より低く、資本政策上、経営権の安定確保のためその持ち株比率を高める必要がある場合、新株引受権付社債の発行は有効であり、ベンチャーキャピタルを利用することの大きなメリットとなります。 |